牛乳パック再生原料を使用したパッケージの最終調整が進んでいます。

牛乳パック再生原料を使用したパッケージの最終調整が進んでいます。

先日、札幌のモリタ株式会社さんにお願いしているパッケージの試作が届きました。寸法や収まりの確認をするためのもので、デザインが乗っていない「白ダミー」と呼ばれるものですが、最終的にほぼ真っ白なデザインになる予定なのでかなり完成品に近い印象で最終チェックができています。

ところで、遠く離れた札幌の会社さんにパッケージをお願いしているのはもちろん理由があります。そのひとつが「MILKRAFT」の存在です。

「MILKRAFT」は牛乳パックの再生紙から作られる紙パッケージです。KIJIでは、製品パッケージにこの「MILKRAFT」を採用する方針でいます(一部製品を除く)

牛乳などの飲料用に使われる紙パックは「品質の良いパルプを使って作られているけれど、ラミネート加工がネックになり古紙回収の対象にならない」日本で紙パックが普及した当初はそんな状況だったようです。現在でこそ再生紙としてリサイクルされていますが、手間がかかるため規模はまだまだ小さいとのこと。

私たちは紙パックのリサイクルを応援する意味でも、製品を「MILKRAFT」のパッケージに収めて皆さまにお届けしたいと考えています。

*参考:ミルクラフトってなに? :: MILKRAFT